ゲストを接待(物理)する図書館バトルシミュレーション『Library Of Ruina』を紹介
情報
こんにちは! サイトの管理人です。
招待状を送りつけて接待する図書館バトル『Library Of Ruina』について紹介します。
Good
サイコロの目を軸としたカードバトルが奥深い
世界観やキャラクターに個性があって魅力的
Bad
サイコロの目によっては理不尽に負ける
本作は図書館にゲストを招待して接待するバトルシミュレーションゲームです。完璧な1冊の本を求めて、図書館にゲストを招待し、接待(戦闘)をしていきましょう。アブノーマリティを管理する『Lobotomy Corporation』の続編で、ストーリーが繋がっているため前作をクリアしてから本作を遊ぶことをオススメします。ただ、ジャンルは全く異なるのでシステム的には本作から始めても問題ないです。
サイコロの目を軸としたカードバトルが奥深いです。ダイスの目によって行動順や攻撃と防御(or回避)が決まるため運要素はそれなりにありますが、相手の行動は予め見れるので行動順を考えながら戦うことができます。さらに攻撃属性/耐性などの相性、ターンをスキップさせる混乱、効果によっては戦況を変える幻想体(アブノーマリティ)など、色々な要素があるので戦略性は思っていた以上に高く複雑で奥が深いです。
図書館を成長させて先へと進みます。図書館に招待したゲストの接待を成功させることで「本」を手に入れることができます。その「本」を燃やすことで図書館を成長させ、新たなストーリーや司書を解放することができます。また「本」を燃やしたときに獲得するページは2種類あり、司書に装備できる「コアページ」と、接待に使う「バトルページ」をランダムに入手できます。
世界観やキャラクターに個性があって魅力的です!陰影でほのかな明るみを持った図書館で繰り広げられるアンジェラと司書たちの会話や、暗くて不気味な都市で垣間見るゲストの会話は世界観も相まって中々に良いです。全体的にBGMも良く、OPのムービーと曲は完成度が高く必見です。
欠点はサイコロの目によっては理不尽に負ける点です。色々な戦闘システムでなるべく運要素を排除しているが、サイコロが絡んでいる以上運が悪ければ負けてしまいます。あと、テキストにところどころ文字化けがあるのも気になります。ただ、アーリーアクセス中で開発者が熱心にアップデートを行っているので今後の改善に期待です。
『Library Of Ruina』はSteamで配信中です。『Lobotomy Corporation』を遊んでいた方や気になった方は是非どうでしょうか。
参考情報
販売日 | 2020年5月15日 |
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販売価格 | 2,570円 |
ジャンル | Simulation |
開発元 | ProjectMoon |
プレイヤー | 1人 |