プログラミングのように命令して分子を作るパズルゲーム『MOLEK-SYNTEZ』を紹介
開発会社「Zachtronics」が生み出した、プログラミングチックの新作パズルゲームです。
情報
こんにちは! サイトの管理人です。
プログラミングのように命令して分子を作るパズルゲーム『MOLEK-SYNTEZ』について紹介します。
Good
化学とプログラミングを組み合わせた独特なシステム
問題ごとに回答方法が複数ある奥深さ
Bad
「Zachtronics」系のゲームを知らない人にとって少し不親切
本作は材料となる分子に命令を組み込んで課題の分子を作る、化学をテーマにしたプログラミングチックのパズルゲームです。「Zachtronics」が新しく開発したプログラミング系のゲームで、『Opus magnum』のパズルシステムと、『TIS-100』のGUIスタイルと、化学をミックスしたようなゲームです。
ゲームの目的は、12種類の用意されている分子を好きな場所に配置して、周りにある6つの砲台にそれぞれ命令を組み込んで実行し、課題の分子を作ることです。6つの砲台にはそれぞれタイムラインがあり、タイムライン上の全ての命令が実行されると最初の命令へループします。命令は、分子を移動させる、砲台を移動させる、水素原子を追加や削除など11種類あります。分子、砲台、命令の数が決まっているのでシステムはシンプルにまとまっています。
本作の醍醐味は複数ある回答方法から最適化を考えることだと思います。最適化の種類はターン数・命令数・分子数の3種類があります。例えばターン数を最適化する場合、2つの砲台にそれぞれ2つの命令で2つの分子から1つの分子を作ったときに2ターンで1つの分子ができますが、6つの砲台にそれぞれ2つの命令で6つの分子から3つの分子を作ったときに2ターンで3つの分子ができ、少ないターン数で多くの分子を作ることができるようになります。
欠点は最初の説明がほぼないので「Zachtronics」系のゲームを知らない人にとって不親切なところです。また、日本語訳がないため最初は戸惑うと思います。ただ、GUIやシステムが直感的で複雑ではないため、最初さえ乗り越えることができたら、後は難しくなっていくパズルを解いていく感じになります。
パズルを解くのに疲れた場合は、ゲーム内のソリティアをプレイしてリラックスすることもできます。ただ、通常のソリティアと比べて独特なひねりがあります。
『MOLEK-SYNTEZ』はSteamで販売中です。プログラミングチックのパズルゲームを遊んでみたい方や、「Zachtronics」のファンで新作のパズルゲームを遊んでみたい方は是非どうでしょうか。
参考情報
販売日 | 2019年11月20日 |
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販売価格 | 1,010円 |
ジャンル | Puzzle |
開発元 | Zachtronics |
プレイヤー | 1人 |